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2024.08.01

日本とインドの大学交流を支援へ、短期学術交流プログラム「Discover India」を開始

 株式会社フォーラムエンジニアリング(本社:東京都港区、代表取締役兼社長執行役員:佐藤 勉)は、当社子会社Cognavi India(以下「コグナビインディア」)とインドの大手私立大学SRM Institute of Science and Technology(以下「SRM大学」)と協力し、日本とインドの大学交流を支援する短期学術交流プログラム「Discover India」を開始いたします。

 8月上旬に東海大学から学生5名と教授が渡印するのを皮切りに、東京理科大学、千葉工業大学、広島工業大学、崇城大学、慶應義塾大学の参加が決定しています。

(滞在先であるSRM大学APキャンパス)

 当社がコグナビインディアに資本参加しているSRM大学と作り上げたこのプログラムは、日本の工学系の教授と学生をSRM大学へ招待する企画です。参加者はSRM大学キャンパス内の宿泊施設に滞在し、講義への参加や大学構内、現地企業の見学を通じて、インドの学生や教授と交流します。

 テクノロジーや経済の発展が著しいインドは、世界的企業のトップを多数輩出しており、その教育水準の高さが世界から注目されています。今回の「Discover India」は日本の未来を担う大学生と、その大学生に学びを教える日本の教授に、目覚ましい成長を続けるインドの「今」を体感してもらうとともに現地の学生や教授との交流のきっかけを提供することで、未来の日印のつながりがより強くなることを期待するものです。

 8月に東海大学と東京理科大学、9月に千葉工業大学と広島工業大学、10月に崇城大学の学生と教員が渡印します。2025年3月には慶應義塾大学の参加が決定しており、その他複数の有力私大の参加も検討されています。現地ではSRM大学の電気電子工学科、機械工学科のワークショップへの参加や、現地の学生や教員・研究者とのディスカッション等が行われる予定です。また、SRM大学で日本語を学ぶ学生との交流や観光の時間も設けられ、学術面・文化面など多角的にインドを体感できるプログラムとなっています。

 当社は今後も「Discover India」だけではなく、コグナビインディアの事業や様々な取り組みによって日本とインドの大学や企業をつないでまいります。

<SRM Institute of Science and Technologyについて>
 1985年創立された、インドの私立大学の中では最大規模(学生52,000名、教員3,200名)かつ学力もトップランクに入る大学のひとつです。チェンナイをはじめ、インド国内6都市に計8つのキャンパスがあり、6つの学部(工学・技術、経営、医学・健康科学、科学・人文科学、法律、農学)を有する総合大学です。日本を含む世界各国の企業との共同開発や、大学との交流プログラムなども積極的におこなっています。

<Cognavi Indiaについて>
 2023年6月にAI(人工知能)マッチング技術を活用したインドにおける新卒学生の就職活動を支援するジョブポータルサイト「Cognavi」を自社開発、オープンしました。現在インドでは、就職を希望する学生と採用を希望する企業との橋渡しを大学の就職課が行っており、インドの新卒学生は限られた情報の中で、就職を決めるという重要な選択を迫られています。コグナビインディアではその点に着目し、「Cognavi」を通じてインドの新卒学生と現地の企業を結ぶ就活インフラになることを目指しています。

会社名: Cognavi India Private Limited
Managing Director: Varun Modgill
所在地: Austin Town, Bengaluru, Karnataka, India
設立: 2022年10月
従業員数: 60名 ※2024年3月31日現在
事業内容: インド向けジョブポータルサイトの運営、HRテックサービスの開発運営
ホームページ: https://www.cognavi.com/