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2025.01.20

当社インド事業トップのVarun ModgillがインドのCNN系ニュース番組に出演

 当社子会社Cognavi India Private Limited(以下「コグナビインディア」)のManaging Director兼CTO Varun Modgillが、2025年1月14日(現地時間)にCNN News 18で放送されたニュース番組に出演しました。

 CNN News18はインドに拠点を置くニューステレビチャンネルで、アメリカのCNN(Cable News Network)とインドのメディア企業「Network18」が提携して運営されています。インド国内のメディア業界において非常に重要な役割を果たしているチャンネルの一つです。
 Varun ModgillはCNN News18のニュース番組の中で、インド政府や民間セクターと協力している著名な政策立案者、モハンダス・パイ氏やディリープ・チェリアン氏と共に、インドにおける長時間労働の有益性について議論するコーナーに出演しました。

「CNN-News18」90 Hours Of Work A Week: Raging Debate On Work Life Balance | Mental Health Matters | Brass Tacks

 インドでは、2023年に労働市場の柔軟性を高め経済成長を促進することを目的として、企業が従業員に対して1ヶ月の総労働時間を最大で90時間まで設定できるようにする労働法の改正案が提案されました。この提案は労働者の権利団体や労働組合から強い反発を受け、インドの労働市場や社会的な課題における重要なテーマとして大きな議論を呼んでいます。

 Varun Modgillは、こうしたインドの労働市場をめぐる議論に対して、失業率が上昇している中、焦点を個人への過剰労働からより賢明なリソースの割り当てとより多くの雇用機会の創出へと移すべきだと主張しました。そして、労働時間を長くするのではなく、業務を効率化するシステムの導入などを通して生産性を上げるべきであると強調しました。さらに、イノベーションを促進するためには、システムの利用を義務付けるのではなく、奨励することが非常に重要としています。これにより、学生の意識が変わり、個人の成長だけでなく、企業や国全体の成長にも貢献することが確実であると語りました。

 インドでは就職を希望する学生と採用を希望する企業との橋渡しを大学の就職課が行っており、インド新卒学生とインド企業を直接つなぐインフラがまだ整備されていません。コグナビインディアが運営する「Cognavi」は、大学の就職部が使う学生/求人管理データベース「University Portal」や、学生からの大量の応募に対し、求人にマッチした候補者をAIが選別し、上位からリストアップして表示することで採用プロセスの効率化を図る採用管理システム「Recruiter Portal」で、大学や企業の採用プロセスの効率化を実現することができます。

 コグナビインディアは、これからも「Cognavi」を通じてインドの新卒学生と現地企業を結ぶ就活インフラになることを目指し、インドにおける新卒学生の就職活動を支援してまいります。