機電系エンジニアの持つスキルは、これまでの業務経験や研究内容、資格だけで語られがち。

「駆動系の開発しかやっていないから、車体開発は難しそう」
「電気工学を専攻しているから、エンジン技術部には配属できない」
――　はたしてそれは、正解でしょうか？

エンジニアの可能性は、もっともっと広がるはず。
想像もできなかったような企業や職場との出会いに、エンジニアを導けないか。個々のスキルや学びを基に、エンジニア不足に悩む日本で、どんなエンジニアでも活躍できる機会をテクノロジーの力で広げられないか。

そう考えた私たちは、エンジニアが持つスキルと企業が求めるスキルを、それぞれ「スキルツリー」、「テクニカルツリー」という樹形図の形で可視化し、双方の関連性を無数の「関係線」で繋ぐことで業種を超えた可能性まで追求可能な、これまでにないダイレクトマッチングシステムを開発しました。

エンジニアが持っているスキルと、企業が求めるスキルをそれぞれ“可視化”するために私たちがまず着目したのは、「技術・ツール」、「製品・部品」、「職種・工程」、「学問」の４分野から構成された技術要素に係る技術用語を辞書化するテクノロジーです。人間の能力では5,000語程度が限界とされている用語数を凌駕する16.2万語以上※1の技術用語と、個々の用語を結ぶ14万本を超える関係線によって形成された辞書は、AI（kokuu※2）を使った機械学習によって、常に最新かつ最先端の技術用語を世界中から吸収しています。

※1　2023年3月時点の用語数。AIを活用した自動収集システムにより、用語数は日々増加する。
※2　当社が命名した膨大な技術用語を有するAI（人工知能）の呼称で、虚空蔵菩薩（こくうぞうぼさつ：広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩）より着想。

私たちは、エンジニアのダイレクトマッチングを可能にする独自のモデルを活用し、企業が必要とするスキルを充足していきます。これにより、日本中の、そして世界中の企業でエンジニアの採用課題を解決します。